塾長写真

はじめまして。わかたけスクールの塾長の佐藤正治(さとうしょうじ)と申します。

身につけて欲しい2つのこと

私がこの塾に通う生徒たちに身につけて欲しいことが2つあります。

1つは自らの頭で考える事。もう一つは自ら改良しながら学ぶ方法。

今の時代、以前に比べてあらゆることの変化が激しくなっています。ほんの数年前には時代の寵児ともてはやされていた企業が経営危機に陥ったり、これまでは無理だと思われていたようなことが実現してしまったりと過去の経験で得た「正解」を覚えるような学び方では対応できないことがどんどん増えてきています。

そのような状況を受けて、学校の勉強も変化しています。まだまだ変化の途上ではありますが、一時期は「暗記ゲーム」と揶揄されたようなとにかく大量の知識のみを覚える必要があるような試験は減り、「なぜそうなのか、どうしてそうなるのか、あなたはどう考えるのか」という知識を覚えるだけではなく、それをきちんと理解し、自分自身の頭で考えるような問題が増えてきています。

ですから、一方的に教えられたことを覚えるだけ、と言うような姿勢では社会に出手からという以前に、受験にも対応できなくなってきているのです。それゆえこれまで以上に自らの頭で考えることが重要になってきています。

とはいえ、覚えなければいけない知識はあります。逆に言えば知識はあって当然という大前提が成り立ってしまっているのです。

これは社会に出てからも同じです。次々と新しい便利な技術が開発され、それを活用できなければ仕事自体ができなくなってしまうのです。例えば、私が新入社員だったころはパソコンを扱うことは一種「専門技能」でした。だからできなくても「専門家」に依頼すれば済むことでした。

しかし、今はパソコンは職種によっては「一般技能」です。使えて当然、扱えなければその仕事ができなくなります。子のようなことは今後一層スピードが速くなって増えていくと考えられます。今はほんの一部の人しか使えていない技術が数年後にはだれもが使って当然というように。

それに対応するには自分自身が自分に会った学び方を常に改善し、学ぶスピードを上げていく必要があります。

さらに言えば学ぶこと自体が楽しめるようになれば、自然と学ぶようになりますから鬼に金棒です。

ですから、自ら学ぶ方法を常に「楽しく、速く」なるように改善し続けることが必要なのです。

塾の基本方針

この2つを身につけてもらうために、当塾では以下のことを行います。

  1. 「答え」は教えません

自分の頭で考える習慣を身につけてもらうために、すぐに答えを教えることはしません。質問を受けたら、まずは答えの調べ方を教えます。辞書の使いかたや参考書の使いかた等を教えます。

それでも分からない場合は自身の持っている知識を整理するような質問をしていきます。

答えそのものを教えるのは最終手段としています。

  1. 毎週振り返りミーティングの時間を取ります

自らの学習を改善していくために、毎週FILMシートという行動の振り返りシートを書いてもらい、学習の仕方を振り返ってもらいます。

よくPDCAのチェックと何が違うのかと言われるときがありますが、一番の違いはPDCAは目標を達成するため、FILMシートは学習を促すために書くということです。

本来、学習そのものは人間的に本能的に獲得している能力です。ただその能力を上手く活用できているかどうかで学習結果に差が出てきているだけです。

FILMシートを書くことで、無意識に行っている学習行動を意識的に行わせ、加速度的に学習能力を上げて行くことが出来ます。

そのため、FILMシートでは目標(期待する結果と称しています)が達成したかどうかはあまり重視しません。それよりもその結果を得るためにどのような行動を起こし、その結果どうなったのか、やってみて上手く行ったことは何か、上手くいかなことは何か、次回より良い学習を行うためにはこれらを踏まえてどうすれば良いのか、と言うことを考える事を重視します。

日本の受験制度は色々批判があります。ただ私自身はそれほど悪いものだともかんがえていません

実際には色々な制限、障害があるのは承知していますが、少なくとも名目上は、自身の努力と能力によって自由に進路を選べるようになっているからです。

特に多くの子にとって、高校受験というのは自らの進路を選ぶ初めての経験だと思います。

そのような大切な経験のための準備である受験勉強を単なる一時的な暗記ゲームにするのではなく、一生の学習習慣の基礎にしてもらいたいと思っています。

そしてそのための手伝いを精一杯させていただきます。

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