中学入学までに身につけ欲しい算数

今日はひな祭り、桃の節句でしたね。

今は「節句」というと女の子の桃の節句と男の子の端午の節句の2つだけのような気がしますが、元々は中国から入ってきた習慣で様々な節句(季節の区切り)があったそうです。
その中で主な節句を江戸幕府が選んだのが五節句で

  • 七草の節句(1月7日)
  • 桃の節句・雛祭り(3月3日)
  • 菖蒲の節句(5月5日)※「端午」というのは漢名だそうです。
  • 笹の節句・七夕(7月7日)
  • 菊の節句(9/9)※「重陽」というのも漢名だそうです。

の5つです。

立春からひと月ほど経ち、春の暖かさが本格化した季節というかんじなのでしょうかね?
そして、あとひと月ほどすると、進学・進級の時期になります。

特に進学は環境がガラッと変わることもあって心配している人も多いかもしれませんね。
中学校へ進学する6年生は、定期テストがあったり、教科ごとに先生が替わるなど変化が大きく感じるかもしれません。

算数が数学に変わるのもその一つですね。

とはいえ、算数と数学が全く別ということではありません。ただ、より抽象的になり、論理的に考える必要が出てくるのです。

最初は比較的易しい内容をゆっくりとしたペースで進めていくことが多いので、心配する必要はありません。

けれども、小学校の算数でこれだけは身につけておいてほしいというものがいくつかあります。

整数の四則計算

たし算、引き算、かけ算、割り算は大きな数も含めて、計算出来ますか?筆算もできますか?

基本的な事ですが、繰り上げ、繰り下げなど同じようなミスをくりかえししてはいませんか?

中学校では計算スピードもそれなりに求められます。ミスがなく、早く計算出来るように練習をしておきましょう。

分数の四則計算

まず、分数の計算はしっかり出来るようにしておきましょう。基本的に数学では小数ではなく、分数で計算します。ですから、分数の計算ができることが必須になります。

通分、約分はできますか?かけ算・割り算のやり方は覚えていますか?

もし自信がなかったら、算数のドリルが残っていれば、それをやり直してみましょう。

残っていなくてもインターネットで色々算数のプリントを配布しているサイトがあるので、そちらを利用するのも良いと思います。

割合の計算

こちらは数学というより理科や社会で使うことが多いかもしれません。

全校生徒300人、男子生徒155人の時の男子生徒の割合は分かりますか?

果汁35%のオレンジジュース1リットルに含まれるオレンジの果汁の量は分かりますか?

3割引きの商品の割引価格が1200円の時、割引き前の価格はいくらか分かりますか?

日常生活でよく使われる割合ですが、意外とよく理解していない人も多い分野です。

これらが分からなければ、こちらもしっかりとドリルやネットのプリントなどで復習してください。

この他にも小数の計算や図形の特徴(図形の名前や対角線の交わり方など)も覚えておいてほしいところです。

もし、一人で解決するのが難しく感じたら、こちらからお気軽にお問い合わせください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です